札所開創 開闢法要 〜札所開き〜




 


 

法然上人知多二十五霊場開創法要 開闢之疏

    謹み敬って来迎願王阿弥陀如来、発遣教主釈迦牟尼如来 六方恒沙証誠諸仏
    一切の三宝に白して言さく。

    今、茲に宗祖法然房源空上人こと圓光東漸慧成弘覺慈教明照和順大師八百回忌に際し、
    知多半島の浄土宗、西山浄土宗、浄土宗西山深草派の札所寺院のご賛同、ご協力を賜り、
    法然上人知多二十五霊場を開創し奉らんと欲す。法然上人の「念仏の声するところ、
    予が遺跡なり」とのお示しに、念仏の声が、おひとりでも多くの口より出でんことを念じ、
    法孫一同、勇猛精進し念佛流布の心を新たにするものなり。

    仰ぎ冀くは慈眼を垂れ給いて、この道場に降臨し、吾等の懇念を哀愍納受し、
    威光を倍増して法益窮まりなからんことをと爾云。
 

    維時 平成二十三年正月二十四日
                           法然上人知多二十五霊場 第十二番札所
                            代表 御嶽山洞雲寺 光空順基 敬白